クリスティアーノ・ロナウドがいなくなったレアル・マドリー【写真:Getty Images】
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドがユベントスへ移籍したレアル・マドリーは、新たな時代に突入しようとしている。このままいくと、2018/19シーズンはバロンドール受賞者が不在のシーズンとなるのだ。
世界トップレベルのレアル・マドリーには、常に世界トップレベルの選手がいた。2009年から同クラブで活躍したC・ロナウドは、2008年にマンチェスター・ユナイテッドでバロンドールを受賞すると、レアル・マドリーでは同賞を4度受賞している。
レアル・マドリーとバロンドール受賞者の関係は深く、C・ロナウド以前には元ブラジル代表のカカー、元イタリア代表のファビオ・カンナバーロ、元イングランド代表のマイケル・オーウェン、元ブラジル代表のロナウド、元フランス代表のジネディーヌ・ジダン、元ポルトガル代表のルイス・フィーゴと、バロンドール受賞者が常に在籍していた。
フィーゴ氏のバロンドール受賞が2000年で、それ以降のレアル・マドリーは同賞受賞者の在籍が途切れたことはなかった。
2000年以降、初めてバロンドール受賞者が不在となったレアル・マドリーだが、MFルカ・モドリッチはクロアチア代表として出場したロシアワールドカップで最優秀選手賞を受賞するなど、2018年のバロンドール候補に挙がっている。「バロンドール受賞者不在」の時代はすぐに終了するのだろうか。
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