長崎のヨルディ・バイス【写真:Getty Images】
【FC東京 0-1 V・ファーレン長崎 J1第18節】
明治安田生命J1リーグ第18節のFC東京対V・ファーレン長崎が27日に行われ、1-0でアウェイの長崎が勝利を収めた。
首位サンフレッチェ広島を勝ち点7差で追う2位FC東京と、降格圏が近い15位に位置する長崎の対決。試合は大方の予想に反してFC東京が苦戦し、長崎が良い形をつくる。
しかし、FC東京はGK大久保のファインセーブもあり、長崎に先制を許さず折り返した。
FC東京は後半のスタートから永井を下げて富樫を投入。その富樫が56分に失点の危機からチームを救ったが、流れを呼び込む交代とはならなかった。
それでもFC東京が押し込む時間帯をつくるが、長崎は加入したばかりのDFヨルディ・バイスを中心に守備の集中を持続する。
すると77分、長崎の奮闘が実る。ゴール前の混戦から最後はファンマが押し込み、ついに先制点を決めた。
その後はFC東京が猛攻に出るが、強敵相手に先制した長崎の集中はさらに研ぎ澄まされる。
結局、試合は1-0で終了して長崎が勝ち点3を加えた。FC東京はリーグ戦10試合ぶりの敗戦で、3位川崎フロンターレに抜かれる可能性が出ている。
【得点者】
77分 0-1 ファンマ(長崎)
【了】