日本代表監督就任が決まった森保一氏【写真:松岡健三郎】
日本サッカー協会(JFA)は26日、次期日本代表監督に森保一氏が就任することを発表した。日本代表監督は、失敗を恐れずに突き進むと話している。
日本代表は来年1月にアジアカップを戦う。ロシアワールドカップでアジア勢唯一のグループリーグ突破を果たした日本は、もちろん明確な結果が必要だ。
ただ、世代交代を行うのであれば、未完成のチームで戦わなければいけないというジレンマがあるかもしれない。
結果を求めるなら実績のある選手を使った方が良いのではないかという声について森保監督は「絶対の正解はないと思いますし、どういう形でいったらチームが発展していくんだろうというのを考えながら選手を招集する」とコメント。「最終的にそうなる(実績のある選手を招集する)かもしれないし、ならないかもしれない。実績があるから勝てるかと言ったら、これもまた答えのない話になる」と述べた。
さらに指揮官は、「監督をしていて、意図していろいろなことをしていますけど、意図しない結果がいっぱい出ながら、それを次につなげていくのが監督として求められることだと思う」と話す。
「日本サッカー界発展のためにトライすることは、結果を怖がらずやっていきたいと思っています。すべて勝ちたいと思ってやりますが、いろいろトライする段階では痛い思いも失敗もあると思いますけど、そこをビビらずやっていって、正しいと思うことをやりきって、そこでいろいろな評価をしていただくのは自分としては問題ない。そこで道が続いていくのか、道が断たれるのか、この世界では当たり前のこと。次に発展する正しいことを今やっていく、それを実践していきたい」。
【了】