ネイマール(右)に指示を送るブラジル代表のチッチ監督(左)【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップ(W杯)でブラジル代表を率いたチッチ監督が続投するようだ。24日付けのブラジルメディア『globoesporte』が報じている。
同メディアでは今月末で契約の切れるチッチ監督が2022年までの契約延長に合意していると伝えている。また代表チームのマネージャーを務めているかつてアーセナルなどで活躍したエドゥ氏もチームに残る模様だ。
チッチ監督は2016年6月にドゥンガ監督解任を受け指揮を執る事になった。当時W杯南米予選で6位と低迷しているチームを立て直し、見事1位通過を果たした。本大会ではグループリーグ1位で予選を突破したブラジルは決勝トーナメント1回戦でメキシコ代表に勝利するもベスト8でベルギー代表に1-2で敗れ4大会ぶりの優勝を逃した。
ブラジル監督として26試合で20勝4分2敗、総得点55点総失点8の成績を残している57歳の名将はW杯敗退後も多くの選手並びにブラジルサッカー連盟から続投要請を受けていた。今後も指揮を執る事が濃厚になったチッチ監督の次なる目標は来年に地元で行われるコパ・アメリカでの優勝になるだろう。
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