鹿島アントラーズの鈴木優磨【写真:Getty Images for DAZN】
【セレッソ大阪 0-2 鹿島アントラーズ J1第14節】
明治安田生命J1リーグ第14節の試合が25日に行われ、セレッソ大阪と鹿島アントラーズが対戦した。
14節の他の試合はワールドカップ前の5月に開催。だが鹿島がAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝トーナメントへ勝ち進んだことでこの1試合のみ日程が変更されていた。
両チーム無得点で迎えた39分にはアクシデントが発生。水沼宏太のシュートをブロックした鹿島の日本代表DF昌子源が着地の際に左足を痛めた様子で倒れ込んでしまう。治療を受けたがプレー続行不可能となり、自力では歩けずスタッフに支えられながらピッチを後にすることを余儀なくされた。
前半はそのままスコアレスで折り返したが、57分に鹿島に先制ゴールが生まれる。自陣内から犬飼智也が出したスルーパスを鈴木優磨が受けて守備陣を振り切り、GKとの1対1の形を浮き球シュートで制してゴールネットを揺らした。前節2得点を記録していた鈴木はこれで今季7点目となる。
さらにそのわずか3分後には鹿島に追加点。FK後の流れから、昌子との交代で出場していた町田浩樹が左サイドから速いクロスを入れ、土居聖真が合わせて3試合連続ゴールを押し込んだ。
そのまま2点差で試合終了を迎え、鹿島は2連勝。他チームと試合数が並んだ状態で7位にまで順位を上げた。4位だったC大阪は3位川崎フロンターレとの6ポイント差を縮められず、ACL出場権争いに向けて痛い黒星となった。
【得点者】
57分 0-1 鈴木優磨(鹿島)
60分 0-2 土居聖真(鹿島)
【了】