ワトフォードからエバートンへ移籍したリシャルリソン【写真:Getty Images】
プレミアリーグのエバートンは24日、ワトフォードに所属していた21歳のブラジル人FWリシャルリソンを完全移籍で獲得することが決定したとして発表を行った。契約は5年間となる。
移籍金は公表されていないが、英『BBC』などによれば基本額として3500万ポンド(約51億円)が支払われ、各種ボーナスなどを含めれば最大5000万ポンド(約73億円)に達するという。
昨年夏にアイスランド代表MFギルフィ・シグルズソンを獲得した際の4500万ポンド(約66億円)を上回るクラブ史上最高額の補強となる可能性もある。ワトフォードが昨年夏にフルミネンセから同選手を獲得した際の移籍金は1150万ポンド(約16億8000万)だったとされており、1年で4倍以上に価値が上昇したことになる。
20歳でワトフォードに加入したリシャルリソンはすぐにレギュラーポジションを確保し、昨季のプレミアリーグで全38試合に出場して5得点4アシストを記録。特に序盤戦で印象的な活躍を見せ、5得点の全てが最初の12試合までに記録されたものだった。
昨季ワトフォードを率いていたマルコ・シルバ監督は、エバートンの新監督に就任している。リシャルリソンは再び同監督のもとでプレーすることになった。
【了】