ヴァイッド・ハリルホジッチ氏とハビエル・アギーレ氏【写真:Getty Images】
エジプトサッカー協会(EFA)は24日、同国代表チームの新監督候補として4人の名前を挙げ、検討を行っていることを明らかにした。その中には2人の元日本代表監督も含まれている。
ワールドカップ予選を28年ぶりに突破し、ロシア大会出場を果たしたエジプト代表。だがグループリーグは3戦全敗に終わり、大会終了後にはエクトル・クーペル監督の退任が発表された。
新監督としては、4人の外国人指揮官をリストアップして検討していることをEFAが公式ツイッターで明らかにした。ホルヘ・ルイス・ピント氏、キケ・サンチェス・フローレス氏、ハビエル・アギーレ氏、ヴァイッド・ハリルホジッチ氏の4人だ。
ハリルホジッチ氏は今年4月に日本代表監督を解任。その後はアルジェリア代表監督復帰に向けた交渉も行われていた模様だが合意には至らなかった。エジプト『アハラム・オンライン』は地元メディアからの情報として、ハリル氏が4人の候補の中で最有力との見方を伝えている。
もうひとり、メキシコ出身のアギーレ氏も元日本代表監督だ。スペインでの裁判問題のため2015年2月に契約を解除されたあと、同年6月から2017年まではUAEのアル・ワハダで監督を務めていた。
ピント氏はコロンビア出身で、2014年ワールドカップではコスタリカ代表をベスト8に躍進させた。コロンビアやホンジュラスの代表監督も経験している。スペイン出身のキケ・サンチェス・フローレス氏は代表チームを率いたことはないが、バレンシアやアトレティコ・マドリーなど欧州の有力クラブでの経験が豊富な指揮官だ。
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