開催国ロシアを躍進に導いた若き皇帝
ロシア代表のMFアレクサンドル・ゴロビン【写真:Getty Images】
アレクサンドル・ゴロビン(ロシア代表/MF 17)
所属:CSKAモスクワ(ロシア)
生年月日:1996年5月30日(22歳)
ロシアW杯成績:4試合(402分)/1得点2アシスト
昨季リーグ戦成績:27試合/5得点4アシスト
開催国ロシアがベスト8に進出できたのは、ゴロビンがいたからと言っても過言ではない。守備的に戦うチームの中で、攻撃に彩りを加えるテクニシャンの存在は重要だった。ロシアワールドカップでは開幕戦のサウジアラビア戦で1ゴール2アシストという堂々の活躍を披露し、一気に名を上げた。
今夏の移籍市場では注目の1人となっており、チェルシー、バルセロナ、モナコ、アーセナルといったビッグクラブが獲得に乗り出しているとされる。その中でもチェルシーは、すでに合意報道が出るなど獲得に熱心なようで、ゴロビンのプレミアリーグ参戦が実現する日は近いかもしれない。
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