ギリシャのアテネ近郊で大規模な山火事【写真:Getty Images】
ギリシャ1部のPAOKが現地時間24日、大規模な森林火災の被害を受けた被災者支援のため、試合の収益を全額寄付すると発表した。
大規模な森林火災は現地時間23日、ギリシャの首都・アテネ近郊で発生。観光地として知られるマティやアテネ西部のキネタなどの街を中心に焼き尽くされた。高温で乾燥した強風の影響で瞬く間に火の手が拡大。ギリシャの『CNN』によると、現時点で74人の死者、187人の負傷者、行方不明者も多数いるという。
現地時間24日にPAOKはギリシャのテッサロニキにあるトンバ・スタジアムでスイス1部のバーゼルとチャンピオンズリーグ(CL)予選2回戦の1stレグを戦った。試合は2-1でPAOKの勝利に終わっている。試合後、PAOKは公式ツイッターを通じて「被災者支援のため、我々は今日の試合の収益を全額寄付する」と発表している。
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