ティエリ・アンリ氏【写真:Getty Images】
かつてアーセナルやバルセロナで活躍した元フランス代表のFWティエリ・アンリ氏が今季から監督として指揮を執る可能性が高まっているようだ。
24日付けの英紙『デイリースター』ではアンリ氏がイングランド・チャンピオンシップ(2部)のアストン・ビラの監督就任に口頭で合意したと報じている。クラブはエジプト人のナセフ・サウィリス氏とアメリカ人のウェス・メンデス氏が共同オーナーとして再建を図っておりアンリ氏の招聘はその一環とみられる。
現在40歳のアンリ氏は、2014年に現役を引退したあと、『スカイ・スポーツ』の解説者の仕事を開始。その一方で指導者としても経験を積み、古巣アーセナルのユースチームコーチを経て、2016年8月にベルギー代表アシスタントコーチに就任しロシアワールドカップでは同国の史上初の3位獲得に大きく貢献した。
そして今月16日には自身のSNSで、「監督になりたいというかねてからの野心を実現させたいと決意した」と述べ、そのために4年間務めてきた解説者の仕事を終えることを表明していた。
ビラは昨季フラムとのプレーオフに敗れ3季ぶりのプレミアリーグ復帰を果たす事が出来なかった。果たしてアンリ氏のビラ監督就任は実現するのだろうか。
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