アルゼンチン国旗【写真:Getty Images】
アルゼンチンの下部リーグでプレーするサッカー選手が路上での喧嘩の末に刺殺され、別のサッカー選手を含む2人が逮捕されるという事件が起こった。アルゼンチン紙『オレ』などが伝えている。
死亡したのは名門リーベル・プレートの下部組織出身で、3部リーグにあたるプリメーラBのアルマグロなどでプレーしていたGKファクンド・エスピンドラ。25歳だった。
エスピンドラは現地時間22日早朝に、ブエノスアイレス近郊のウルリンガムの町中にあるパブを出た路上で数人のグループと口論になったようだ。そのグループの一人がナイフでエスピンドラの胸部を刺し、死亡させたとされている。
犯人として2人が逮捕されたが、その片方もサッカー選手だった。アルゼンチン1部でもプレー経験があり、現在は3部のサン・テルモに所属していた28歳のFWナウエル・オビエドという選手だ。
アルゼンチンメディアが伝えるところによれば、オビエドは20歳で1部のウラカンの選手としてデビューした当初は有望株として将来を期待されていた選手だった。その後は窃盗による2度の逮捕で服役生活も送ったが、チリのクラブなどでのプレーを経て、サン・テルモでは活躍を見せていたという。
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