レアル・マドリーのマテオ・コバチッチ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーに所属するクロアチア代表MFマテオ・コバチッチは、フレン・ロペテギ新監督に他クラブへの移籍を直訴したようだ。スペイン紙『マルカ』が22日付で伝えている。
現在24歳のコバチッチは2015年にインテルからマドリーに加入。だが安定したレギュラーポジションを確保するには至らず、昨季は前半戦の負傷もあってリーガエスパニョーラで20試合(うち先発10試合)の出場にとどまった。
よりコンスタントに出場機会を得るため、コバチッチは移籍を希望しているようだ。先週金曜日には練習場でロペテギ新監督と話し合いの場を持ち、移籍を訴えたとみられている。
英紙『ミラー』は、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッド、バイエルン・ミュンヘン、ユベントスなどのクラブがコバチッチの獲得に関心を持ち、特にシティが優位な状況にあると伝えている。マドリーは移籍金として8000万ポンド(約117億円)を要求するとの見通しだ。
コバチッチはクロアチア代表としてロシアワールドカップにも参加。先発は1試合のみだったが交代出場を含めて5試合でプレーし、同国史上最高成績となる準優勝に貢献した。
【了】