サガン鳥栖のフェルナンド・トーレス【写真:Getty Images for DAZN】
22日に行われたJ1第17節の試合で、サガン鳥栖に加入した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスがJリーグデビューを飾った。スペインメディアはこの試合でのトーレスのプレーに賛辞を送っている。
ヴィッセル神戸に加入したMFアンドレス・イニエスタとともに、22日の試合でのデビューに注目が集まったトーレス。ベガルタ仙台との試合で50分から交代出場し、何度かチャンスに絡む場面もあったが、試合は0-1での敗戦に終わった。
スペイン紙『アス』はこの試合のトーレスについて、「黒星スタートだったが好プレーを見せた」と好意的に評価。「鳥栖の攻撃を活性化させた」 「トーレスの投入で試合は完全に変わった」と伝えている。
『マルカ』紙も「40分間のプレーで何度もゴールチャンスがあった」と伝え、「日本デビュー戦での素晴らしいプレー」として71分のチャンスの場面を動画で紹介。小野裕二とのパス交換からペナルティーエリア左サイドに侵入し、右足でゴール右を狙うシュートを放った場面だった。「早くもファンのアイドルに」と鳥栖サポーターの熱狂ぶりも伝えられている。
期待通りのプレーも見せたトーレスだが、得点やチームの勝利という結果を得ることはできなかった。今後の試合ではさらなる活躍が期待されるところだ。
【了】