香川真司(右)と競り合うベルギー代表のアクセル・ヴィツェル(左)【写真:Getty Images】
日本代表のMF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントは中国・天津権健のベルギー代表のMFアクセル・ヴィツェルに興味を持っているようだ。22日付けの独紙『ビルト』が報じている。
同紙では2019年まで天津権健と契約を結んでいるヴィツェルに対しドルトムントは2000万ユーロ(約26億円)の移籍金を支払う準備があると伝えている。
29歳のヴィツェルはベルギー代表としてロシアワールドカップで6試合に出場し同国史上最高となる3位獲得に大きく貢献した。今年5月のベルギーメディア『Het Laatste Nieuws』でヴィツェルは「中国を離れる可能性もある」と欧州復帰の可能性も選択肢としてあるかのような発言をしていた。
ドルトムントはヴィツェルが主にプレーしている守備的MFのポジションに現在6人の選手を抱えている。そのうちヌリ・シャヒンとセバスティアン・ローデに関しては適正な金額のオファーが届いた場合、放出する準備があるようだ。またユリアン・ヴァイグルは怪我で戦線を離れており交渉次第では一気にドルトムントのヴィツェルが誕生する可能性もあるかもしれない。
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