昨季はアストン・ビラでプレーしたジョン・テリー【写真:Getty Images】
元イングランド代表のDFジョン・テリーは、現役を引退することを決断したとみられている。英紙『ミラー』が21日付で伝えた。
現在37歳のテリーはチェルシーの下部組織からトップチームに昇格し、長年にわたってキャプテンとして活躍。クラブ歴代3位となる公式戦717試合に出場したが、2016/17シーズン終了後についにそのチェルシーを離れた。
昨年夏にはチャンピオンシップ(2部)のアストン・ビラに加入し、新クラブでもすぐにキャプテンに任命された。チームのプレミアリーグ復帰に向けて2部でのシーズンを戦ったが、最終的にプレーオフに敗れたビラは昇格を逃し、テリーは契約満了に伴い退団した。
ビラ退団後の去就は未定だったが、引退を決断したようだ。今後は指導者の道に進むことが見込まれているが、その前にメディアでの仕事を選ぶことになるかもしれない。
英『スカイ・スポーツ』は、新たな解説者としてテリーとの契約を交わすことを望んでいるとみられている。先日同メディアの解説者辞任を発表したティエリ・アンリ氏の後釜とするためだ。本格的に監督業をスタートさせるため解説者辞任を表明したアンリ氏には、テリーの去ったビラが監督就任のオファーを出す可能性があるとの見通しも伝えられている。
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