鹿島アントラーズの鈴木優磨【写真:Getty Images】
ポルトガル1部のポルティモネンセは、鹿島アントラーズに所属するFW鈴木優磨の獲得を試みていたが、鹿島は放出を拒んだようだ。ポルトガル『オ・ジョーゴ』が21日付で伝えた。
ポルティモネンセはFW中島翔哉の所属するクラブであり、過去には現鹿島のFW金崎夢生も所属。積極的に日本人選手の獲得に動いており、この夏には金崎の復帰や浦和レッズのMF柏木陽介の獲得を望んでいるとも噂されていた。
金崎と同じく鹿島でプレーする鈴木もポルティモネンセのターゲットの一人だったようだ。だが同クラブのロディネイ・サンパイオ会長は『オ・ジョーゴ』に対し、鈴木の獲得が難航していることを認めた。鹿島が放出を望んでいないためだという。
一方、ポルティモネンセには流通経済大学のDF小池裕太の加入が見込まれ、すでにチームに合流してプレシーズンに参加している。だが日本側での手続き上の何らかの問題のためポルティモネンセでの選手登録はまだ完了しておらず、現時点では「未来にやや不確定な部分がある」状況だと伝えられている。
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