ヘビースモーカーとして知られるマウリツィオ・サッリ監督【写真:Getty Images】
チェルシーの新たな指揮官に就任することが決定したマウリツィオ・サッリ監督は、昨季まで率いていたナポリで慣れ親しんだ“習慣”を改めることを強いられるようだ。英紙『ザ・サン』が伝えている。
サッリ監督はナポリで3年間指揮を執り、セリエAで2位が2回、3位が1回という好成績を収めた。昨季限りでナポリを去ったあと、今月14日にはアントニオ・コンテ氏の後任としてチェルシーの新監督に就任することが発表された。
チェルシーオーナーのロマン・アブラモビッチ氏は、サッリ新監督に対して「英国式」の振る舞いを求め、これまでの習慣を変えるよう要求しているようだ。ひとつは、ナポリで試合を率いる際に見せていたジャージ姿ではなく、スーツを着用することだ。
また、ヘビースモーカーとしても知られるサッリ監督だが、チェルシーの本拠地スタンフォード・ブリッジでは完全禁煙を強いられることになるという。
ナポリでは、サッリ監督は試合のハーフタイム中にタバコをふかす姿も見せていた。今年2月にヨーロッパリーグのアウェイゲームでRBライプツィヒと対戦した際には、サッリ監督のためにわざわざ「喫煙室」が準備されるというエピソードも生まれたほどの愛煙家だ。しかしチェルシーではそういった措置が取られることもなく、試合中のスタジアムでの禁煙が徹底されるようだ。
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