ユベントス加入が決まったC・ロナウド【写真:Getty Images】
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの加入によって、経営面でユベントスに絶大な効果をもたらしている。
レアル・マドリーから移籍金1億ユーロ(約130億円)でC・ロナウドを獲得したユベントス。ユニフォーム販売を開始した初日には24時間以内に約52万枚が売れたとされる。5400万ユーロ(約71億円)の売り上げが生じたが、英紙『インデペンデント』によれば、クラブが受け取る収益は10%から15%になるという。それでも、初日だけで540万ユーロから810万ユーロ(約7億から約11億円)ほど。
ユベントスが2016/17シーズンに販売したユニフォーム全ての合計が約85万枚であったことを考えると、驚異的な販売実績だ。さらに、ユベントスの公式ツイッターのフォロワー数も150万人以上増えている。C・ロナウドには約7300万人のフォロワーがついているため、つぶやきによる効果も期待できる。
また、2018/19シーズンの開幕を前にしてシーズンチケットも完売。昨季よりも3割値上げしたにもかかわらず、合計29300枚のチケットが完売したとユベントスが発表している。95%が昨季からの更新で残る5%が新規購入者だった。C・ロナウドと4年契約を結んだことを考えても、グッズ収入、チケット収入、放映権料など…様々な面でユベントスに絶大な効果をもたらすだろう。
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