主将レオナルド・ボヌッチの去就は…【写真:Getty Images】
スポーツ仲裁裁判所は現地時間20日、ミランのヨーロッパリーグ出場権をはく奪するというUEFAの決定を覆した。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。
ミランはファイナンシャル・フェアプレー(FFP)に抵触したとして、UEFA主催大会への参加禁止処分を言い渡されていた。それでも納得がいかない同クラブは、今月7日にスポーツ仲裁裁判所に上訴。その審理が行われ、ミラン側の主張が認められた形となっている。
ミランは先日、経営権が米エリオット・マネジメントに移っており、これが決定打となったとも伝えられた。
これにより、ミランは2018/19シーズンのヨーロッパリーグ出場が改めて可能となる。
一連の騒動で、ミランはDFレオナルド・ボヌッチが移籍を検討しているという話も出ていた。同選手はこの判決を待ってから答えを出す考えだとみられており、主力の残留などにも影響があるかもしれない。
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