ローマのモンチSD【写真:Getty Images】
現地時間19日に、ローマに所属するブラジル代表GKアリソンのリバプール移籍が発表された。同選手はローマの正守護神で他クラブ移籍は大きな損失…かと思いきや、ローマのモンチSD(スポーツ・ディレクター)は「クラブにとって最善の結果である」と答えている。19日に英メディア『トータルフットボール』が報じた。
近年、ローマから主力の流出が相次いでいる。モハメド・サラーやラジャ・ナインゴランなど。そして今回は正守護神のアリソンだ。アリソンの移籍金はGK史上最高額の6680万ポンド(約98億6000万円)になったとされている。
モンチSDは「スポーツディレクターの仕事は、ただサインを行うだけではない。いつでもクラブにとって最善の結果を導くことにある。スポーツの要素だけではなく、経済的要因もクラブにとって重要だ。アリソンのオファーは市場平均を上回っていた。それは非常に重要なことである。我々は議論を重ね、合意に向けてリバプールとの交渉に臨んだ。それは野心が欠けていると言えるだろうか?私にとっては、そうではない。我々の野望は変わっていない」とコメントした。
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