ユナイテッドに所属するアレクシス・サンチェス【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドに所属するアレクシス・サンチェスのビザ問題が解決し、アメリカでプレシーズンツアーを行なっているチームに加わることになった。19日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。
サンチェスもプレシーズンツアーに参加する予定だったが、アメリカ政府からビザが発給されず、イングランドに残っていた。バルセロナに在籍していた2012年から2013年にかけて、肖像権収入に対する税金98万3443ユーロ(約1億3200万円)を脱税したとしてスペインの税務当局に告発され、懲役16カ月の有罪判決が確定。それが原因で、アメリカ政府からビザが発給されなかった。
同紙によると、脱税によって有罪判決を受けた者は通常アメリカ政府からビザは発給されない。しかし、それに対する免除制度も存在するという。この申請が通り、サンチェスのアメリカツアー帯同が可能になったようだ。
【了】