バイエルン・ミュンヘンのチアゴ・アルカンタラ【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンに所属するスペイン代表のMFチアゴ・アルカンタラは同クラブを離れる事を許可されたようだ。19日付けの独紙『ビルト』が報じている。
同紙によるとチアゴはバイエルン移籍前にプレーしていたバルセロナへの復帰を希望しているようで、数週間前に両者は話し合いを行ったと伝えている。
バルセロナ側とすると長年中盤を支えてきたアンドレス・イニエスタがJ1のヴィッセル神戸へ移籍した事もあり13歳からバルセロナの下部組織で育った生え抜きのチアゴ獲得を考えているようだ。
一方、スペイン紙『アス』によるとバイエルン側はバルセロナから具体的な移籍金提示などはまだ受けていないと伝えている。なおバイエルンとしてはチアゴと2021年まで契約を結んでいる事もあり7000万ユーロ(約91億円)の移籍金を求めているようだ。
2013年にバイエルンへ移籍してきたチアゴは高い足元の技術を武器に中心選手として通算153試合に出場している。果たして今夏6季ぶりにチアゴのバルセロナ復帰は実現するのだろうか。
【了】