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ロシアW杯で生まれた“迷勝負”5戦。Fチャン編集部が厳選、批判、嘲笑、落胆させたあの試合【編集部フォーカス/ロシアW杯】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

今大会最多のVAR使用

ポルトガル代表
主審に詰め寄るポルトガル代表のメンバーたち【写真:Getty Images】

【ポルトガル 1-1 イラン ロシアワールドカップグループリーグB組第3節】

 両者ベスト16入りを目指す白熱した一戦となったグループリーグB組第3節のポルトガル対イランだったが、今大会より導入されたVARの存在が最も光った試合でもあった。

 ポルトガルが1点リードしている状況で迎えた50分、クリスティアーノ・ロナウドがペナルティエリア内で倒されたがエンリケ・カセレス主審は笛を吹かず。しかし、VARからの助言を受けた同主審はビデオを確認し、PKを与えた。さらにボールとは関係のないところでC・ロナウドと接触し、イランの選手がピッチに倒れ込んだ場面でもVARを使用。背番号7にはイエローカードが提示されている。

 極めつけは後半AT。クロスボールに対応しようとしたポルトガルの選手がハンドを犯したようにも見えたが、カセレス主審は笛を吹かず。しかし、またしてもVARの助言を受けビデオを確認。結果的にイランにPKが与えられている。

 3度のVAR使用は今大会最多。主審のジャッジに選手やサポーターが“迷い”を覚えた試合になってしまった。

【得点者】
45分 1-0 クアレスマ(ポルトガル)
90分+3分 1-1 アンサリファルド(イラン)

1 2 3 4 5

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