世界に絶賛された西野ジャパンの最終戦
惜しくもベスト8進出はならなかった【写真:Getty Images】
【日本 2-3 ベルギー ロシアワールドカップ決勝トーナメント1回戦】
下馬評を覆して決勝トーナメント進出を果たした西野ジャパンはベルギーから2点のリードを奪った。柴崎岳のスルーパスを原口元気が決めると、乾貴士の無回転シュートがゴールに吸い込まれる。後に大会最優秀GKに選ばれるクルトワを2度にわたって破った。
しかし、ベンチの質で上回るベルギーは選手交代から流れを取り戻し、69分と74分に連続ゴールを挙げる。そして後半アディショナルタイム、日本は奈落の底に突き落とされる。CKをクルトワにキャッチされると、デ・ブルイネのドリブルを許し、最後はシャドリに決められ万事休す。美しい高速カウンターに沈み、日本は史上初のベスト8進出を逃がした。
敗れた日本代表だったが、その奮闘は世界から絶賛され、惜しまれながら大会を去ることになった。
【得点者】
48分 1-0 原口(日本)
52分 2-0 乾(日本)
69分 2-1 ベルトンゲン(ベルギー)
74分 2-2 フェライニ(ベルギー)
90分+4分 2-3 シャドリ(ベルギー)
【了】