ミロフラヴ・ブラジェヴィッチ氏【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップが始まるまで、クロアチア代表の最高成績は1998年ワールドカップの3位だった。当時チームを率いていたミロフラヴ・ブラジェヴィッチ氏が、ロシアワールドカップで準優勝を果たしたクロアチア代表について言及したと、18日にクロアチアメディア『リビスタ・アンビシィ』が報じている。
まず、準優勝という結果を受けてブラジェヴィッチ氏は「このワールドカップでクロアチア人は生活の喜びを再発見し、日々の問題、失業問題、厳しい生活などを一度忘れることが出来た。サッカーはクロアチアで最も人気のスポーツであり、我々は代表チームの成功に無関心ではいられない。サッカーが社会に良い影響を与え、人々を結びつけ、人々があらゆる問題を忘れることは良いことだ。もちろん、この幸福感が終わった後の未来については少し心配しているが」とコメントしている。
ニコラ・カリニッチが大会中に追放されたことに関しては「彼はベンチにいることに満足せず、もっとプレーしたいと考えた。クロアチア代表を率いるズラトコ・ダリッチ監督は、チームの和を乱さないためにカリニッチを帰国させたが、彼に他の選択肢はなかった。同じ状況を考えた時、私も同じことをしただろう」と答えている。
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