ロシアW杯【写真:Getty Images】
現地時間17日にロシアメディア『ビジネスウィーク』が「ロシアW杯における、スタジアム内の国別支出ランキング」を発表した。
国際サッカー連盟(FIFA)の公式決済サービスパートナーである「Visa」が、6月14日の開幕戦から7月11日の準決勝までのスタジアム内におけるファンの支出を集計。その結果、開幕戦から準決勝までの62試合における支出の平均は19ドル(約2100円)、決勝トーナメントだけに絞ると平均23ドル(約2600円)の支出があったことが判明したという。主に競技用品、ファンフェスト商品、フードやドリンクの購入で支払いが生じていた。
最も支出が多かった試合は開幕戦のロシア対サウジアラビア。その試合におけるロシア国民の支出は69%、それ以外の国民は31%となっており、全体で90万ドル(約1億円)の支出があった。123ヶ国の国民がその試合に訪れていたようだ。2番目に支出が多かった試合は決勝トーナメント1回戦のロシア対スペインとなっている。
また、同メディアは「ロシアW杯における、スタジアム内の国別支出ランキング」を掲載。Visaカード所有者による国別の支出を集計したものだ。1200万ドル(約13億6000万円)でロシア人が最も多く、次いでアメリカ人が300万ドル(約3億4000万円)、メキシコ人が150万ドル(約1億7000万円)と続いている。
4番目には110万ドル(約1億2000万円)で中国人がランクインした。アメリカ人と中国人に関しては、代表チームがロシアW杯の予選で敗退しているため、本大会には参加していない。それでもファンによる支出でトップ10入りしている。
【ロシアW杯における、スタジアム内の国別支出ランキング】
1位 ロシア人、1200万ドル(約13億6000万円)
2位 アメリカ人、300万ドル(約3億4000万円)
3位 メキシコ人、150万ドル(約1億7000万円)
4位 中国人、110万ドル(約1億2000万円)
5位 アルゼンチン人、70万ドル(約8000万円)
6位 ペルー人、56万ドル(約6300万円)
7位 イングランド人、55万ドル(約6200万円)
8位 ブラジル人、50万ドル(約5600万円)
9位 コロンビア人、42万ドル(約4700万円)
10位 オーストラリア人、40万ドル(約4500万円)
【了】