元アーセナルのサンティ・カソルラ【写真:Getty Images】
昨季限りでアーセナルを退団し、古巣ビジャレアルでプレシーズンに参加している33歳の元スペイン代表MFサンティ・カソルラが、「636日ぶり」となる実戦復帰を果たした。スペイン『マルカ』紙が伝えている。
2012年に加入したアーセナルで主力選手として活躍していたカソルラだが、2016年10月にチャンピオンズリーグの試合で右足首を負傷。その治療のため10度にわたる手術を繰り返し、感染症のため一時は「右足切断の危機」にも陥っていたという。
アーセナルとの契約は昨季限りで満了し、6年間在籍したクラブを退団。プロデビューを果たしたクラブであるビジャレアルのプレシーズンに参加することが先月発表されていた。
現地時間17日に行われたエルクレスとの親善試合では、カソルラは67分からの交代出場でピッチに立った。負傷離脱以来、実に636日(約21ヶ月)ぶりとなる実戦でのプレーだった。
ハビエル・カジェハ監督はプレシーズン開始時に、「何も問題がないようなら、サンティは我々の大型補強になる」とコメントしていた。プレシーズン中に復活をアピールし、正式契約を勝ち取ることができるだろうか。
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