セリエA残留を決めたキエーヴォ【写真:Getty Images】
2017/18シーズンを13位で終えセリエA残留を果たしたキエーヴォ。しかし、不正会計疑惑が浮上し検察側が勝ち点15ポイントの剥奪を要求している。仮にクロだった場合、勝ち点を剥奪されたキエーヴォがセリエBへ降格し、18位でセリエB降格が決まっていたクロトーネがセリエAに復帰するかもしれない。17日にイタリアの『スカイスポーツ』が報じている。
同メディアによると、検察側はキエーヴォが過去3シーズンにわたって架空のキャピタルゲインを得ていたと主張。1シーズンにつき5ポイントずつ、合計15ポイントの勝ち点剥奪を要求しているとのこと。深く関わりがあったチェゼーナが破産したことで、より深刻さを増しているようだ。
なお、クロだった場合はキエーヴォのルカ・カンペデッリ会長に36ヶ月の職務停止命令が下される可能性もある。2018/19シーズンの開幕が一ヶ月後に迫る中、イタリアのサッカー界が揺れている。
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