マンチェスター・ユナイテッドのダレイ・ブリント【写真:Getty Images】
マンチェスター・ユナイテッドは17日、同クラブに所属していたオランダ代表DFダレイ・ブリントがオランダのアヤックスへ完全移籍することが決定したとして発表を行った。
ブリントにとっては古巣への復帰となる。アヤックスの下部組織で育った同選手は2008年にトップチームにデビューし、2014年にユナイテッドへ移籍するまでプレーしていた。
アヤックスとの新たな契約は4年間となることが発表されている。移籍金は公表されていないが、英メディアの報道によれば基本額が1400万ポンド(約20億8000万円)、ボーナスを含めて最大1850万ポンド(約27億4000万円)に達するようだ。
元オランダ代表DFであり元同国代表監督のダニー・ブリント氏を父に持つダレイは2014年ワールドカップでオランダの3位フィニッシュに貢献し、その際の監督だったルイス・ファン・ハール氏が率いるユナイテッドに加入。4年間で公式戦141試合に出場して6ゴールを記録した。昨季は出場機会が激減し、プレミアリーグでの出場はわずか7試合となっていた。
「これほど歴史豊かな世界最大のクラブでプレーしたことは僕にとって大きな意味があった。素晴らしい4年間を過ごし、4つのトロフィーを獲得できた」とブリントはツイッターの公式アカウントでメッセージを投稿し、チームメートやサポーターらへの感謝の思いを表している。
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