アルゼンチン代表監督を解任されたホルヘ・サンパオリ氏【写真:Getty Images】
アルゼンチンサッカー協会は15日、ホルヘ・サンパオリ監督を解任したとホームページで発表した。
同ホームページではサンパオリ監督のほか、ホルヘ・デシオコーチとビデオアナリストのマティアス・マナ氏の解任も併せて発表している。違約金の額については公表されていないが、アルゼンチン『クラリン』では200万ドル(約2億2000万円)で双方が合意に達したと伝えている。
かつてチリ代表監督やセビージャで指揮を執っていたサンパオリ氏は2017年6月にアルゼンチン代表監督に就任した。ロシアワールドカップ南米予選で低迷しているチームを見事に再生させ本大会への出場権を得たが決勝トーナメント1回戦でフランスに3-4で敗れてしまった。
チームは32年ぶりのワールドカップ優勝を目指していたが大会期間中に不満を示す選手もいるなど内紛もあった。また通算147試合に出場し同国史上最多出場記録保持者のハビエル・マスチェラーノが代表引退を宣言し、31歳のリオネル・メッシも代表での今後の活動については公にしていない。
そんな変革を必要とするアルゼンチンで果たして誰が2022年カタール大会に向けて新指揮官となるのだろうか。
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