オリビエ・ジルー【写真:Getty Images】
【フランス 4-2 クロアチア ロシアワールドカップ決勝】
現地時間15日に行われたロシアワールドカップ決勝戦、フランス対クロアチアの一戦は4-2で前者が勝利を収めた。この結果、フランスが5大会ぶり2度目のワールドカップ王者に輝いている。
キリアン・エムバペやアントワーヌ・グリーズマンといった攻撃陣が躍動する中で、結果を残すことができなかったのがFWオリビエ・ジルーである。同選手は今大会すべての試合に出場し、計546分プレーしているが無得点に終わった。さらに、7試合の合計シュート数14本に対し枠内シュートが0本という不甲斐ない成績を残してしまった。
決勝トーナメント1回戦のアルゼンチン戦ではアシストを記録したものの、それ以外に目に見える結果を残せてはいない。FWとして、このような結果は受け入れ難いだろう。
しかし、ディディエ・デシャン監督が信頼を寄せていることも確か。ピッチ内で身体を張って味方を生かすプレーはジルーが持つ最大の特徴であることは間違いない。
さらに、フランスが初優勝を遂げた98年大会に背番号9を付けたFWステファヌ・ギヴァルシュは、同大会で合計268分間プレーし、シュート16本を放って無得点だった。そのため、ジルー自身はあまり気にしていないかもしれない。
【了】