フランス代表のディディエ・デシャン監督【写真:Getty Images】
【フランス 4-2 クロアチア ロシアワールドカップ決勝】
現地時間15日にロシアワールドカップ(W杯)決勝が行われ、フランス代表はクロアチア代表と対戦し4-2で勝利を収めた。なおフランスは5大会ぶり2度目のワールドカップ優勝を果たしている。
フランスを優勝に導いたディディエ・デシャン監督は「若い世代の選手たちにとってこれは素晴らしい事だ。彼らの中には19歳の選手も含まれている。今大会で選手はとても良いプレーをした。これは簡単なことではない。ハードワークのおかげで我々は厳しい状況も乗り越えてきた」と平均年齢26,4歳と大会32チーム中5番目の若いチームが成し遂げた快挙を高く評価した。
49歳のデシャン監督は1998年には選手としてフランス初のW杯制覇に貢献した。そして今回、元ブラジル代表のマリオ・ザガロ氏、元ドイツ(西ドイツ)代表のフランツ・ベッケンバウアー氏に続き史上3人目の選手と監督の両方でのW杯優勝に輝いた。
「今は自分自身の事については考えられない」と自らの事には多くを語らない一方で「2年前はとても悲しい経験をしたがそれが今回は助けになった。一度決勝戦で敗戦すると何かを変えなければならない。あの経験はとても重要なプロセスだった」と2016年に自国で開催されたユーロ決勝でポルトガル代表に敗れた事が今回の成功に繋がったと分析した。
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