ナポリからチェルシーへ移籍するジョルジーニョ【写真:Getty Images】
チェルシーは14日、ナポリからイタリア代表MFジョルジーニョを獲得することが決定したとして発表を行った。契約は5年間、背番号は5番になると発表されている。
13日にアントニオ・コンテ前監督の退任を発表したチェルシーは、翌14日に昨季までナポリを率いていたマウリツィオ・サッリ氏の新監督就任を発表。さらに、ジョルジーニョもナポリから加入することが立て続けに発表された。
チェルシーにとってはこの夏の最初の補強となる。移籍金は公表されていないが、複数の英メディアによれば5740万ポンド(約85億円)が支払われるという。
ブラジル出身のジョルジーニョだが、少年時代にイタリアへ移住し、これまでのプロキャリアはイタリアのみで過ごしてきた。ブラジル代表を選択することもできたが、2016年にイタリア代表にデビューしている。
ナポリには2014年1月に加入し、4年半で公式戦160試合に出場。サッリ監督のもとでチームの中心選手となり好成績に大きく貢献した。スポーツのデータ分析を手がける『Opta』によれば昨季のセリエAではパス成功数2860本を記録し、これは欧州の主要5大リーグの全選手中で最多となる数字だった。
「チェルシーに来ることができて本当に興奮している。これほど大きなチームの一員になるのは簡単なことではないのですごく幸せだ。これほど激しいリーグで戦うのを楽しみにしている」とジョルジーニョはチェルシー加入に際してコメントしている。
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