スイス代表のジェルダン・シャキリ【写真:Getty Images】
リバプールは13日、ストーク・シティに所属していたスイス代表MFジェルダン・シャキリを獲得することが決定したとして発表を行った。
シャキリはリバプールとの「長期契約」にサインしたとのことだ。移籍金の額は公表されていないが、英『BBC』などによればストークが設定していた契約解除金の1300万ポンド(約19億3000万円)が支払われるようだ。
現在26歳のシャキリは過去にバイエルン・ミュンヘンやインテルでもプレーし、2015年夏にストークがクラブレコードの1200万ポンド(約17億8000万円)で獲得。昨季はプレミアリーグでチーム最多の8ゴールを挙げるなどの活躍を見せたが、ストークは19位で2部降格に終わった。
スイス代表でも主力選手であり、ロシアワールドカップにも出場。だがグループリーグのセルビア戦では、チームメートのMFグラニト・ジャカとともに見せたゴールパフォーマンスが「政治的」であるとして物議を醸し、国際サッカー連盟(FIFA)からの罰金処分を受けるという一件もあった。
「選手としてはいつも最大の舞台で戦いたいと思っているものだ。数年前には実現しなかったが、ようやくここに来ることができて嬉しい。最高のチームでプレーし、タイトルを勝ち取りたい。そのためにここに来た」とシャキリはリバプール公式サイトのインタビューで意気込みを見せている。
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