フランス代表のエヌゴロ・カンテ(左)【写真:Getty Images】
フランス代表メンバーの一人として決勝進出に貢献したエヌゴロ・カンテ。その活躍にバルセロナが注目し獲得を検討しているようだ。13日に英紙『スカイスポーツ』が報じている。
今夏の移籍市場でアンドレス・イニエスタがヴィッセル神戸に移籍し、パウリーニョも中国スーパーリーグの広州恒大へレンタル移籍。さらにチェルシーではアントニオ・コンテ監督が退任しており、そのタイミングを見計らってバルセロナがカンテの獲得を狙っているようだ。同紙によると、移籍金+アンドレ・ゴメスの提供を考えているという。
ついに“苦労人”カンテが、バルセロナへ移籍するかもしれない。つい数年前までは考えられなかった話だろう。少年時代は貧困の家族を救うべく拾ったゴミをリサイクルセンターまで運ぶ作業を日々行なっていた.11歳の時には父親を失っている。
フランスのクラブでプロサッカー選手になり、2015年にはレスター・シティでプレーした。プレミアリーグ初優勝に貢献した後、翌年には移籍先のチェルシーでもリーグ優勝に貢献。それと共にフランス代表の招集メンバーに定着。
身長168cmと小柄ながら、無尽蔵のスタミナで相手の攻撃を抑えている。事実、大会中の走行距離はロシアワールドカップの中でもトップクラスだ。バルセロナにとっても、その活躍には目を見張るものがあるのかもしれない。
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