フランス代表【写真:Getty Images】
現地時間15日に行われるロシアワールドカップ決勝でフランス代表はクロアチア代表と対戦する。フランス国内では、このイベントの他にフランス建国を祝う「パリ祭」も現地時間14日に開催されるため、週末は10万人以上のテロ警戒態勢が敷かれるようだ。13日に英紙『エクスプレス』が報じている。
パリの警察署長はテロの脅威は去っていないと主張。パリのシャン・ド・マルス公園や決勝戦のパブリックビューイング会場を中心に、警察官や医療救助隊員を配備するという。決勝戦当日は安全上の理由から、観光名所のエッフェル塔も閉鎖される。フランス全土でテロ警戒態勢が敷かれる予定だ。
フランスでは2015年11月13日にパリ同時多発テロ事件が発生。2016年7月14日には、花火の見物をしていた人々の列にトラックが突っ込むテロ事件がニースで発生し多数の犠牲者が出ている。いずれも人が集まる場所を狙っているだけに警戒を強めているようだ。
【了】