フィリップ・ラーム氏【写真:Getty Images】
バイエルン・ミュンヘンで活躍した元ドイツ代表のDFフィリップ・ラーム氏がヨアヒム・レーブドイツ代表監督に注文をしている。
ラーム氏は世界最大級のビジネスSNS『リンクトイン』で「レーブ監督は新しい世代の選手と今後も成功を収めたいのであれば、ここ数年間の自らのスタイルを変えなければならない」と忠告している。
前回大会の王者としてロシアワールドカップ(W杯)に臨んだドイツだったが1勝2敗で史上初のグループリーグ敗退の屈辱を味わった。また大会前にはトルコ大統領選挙を控える中でメスト・エジルとイルカイ・ギュンドガンがトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領と面会するなどピッチ外の問題も起こっていた。
「監督は選手一人ひとりと対話し彼らを操縦しなければならい。また問題があればはっきりと要求すべきだ。厳格ではっきりとした決断を確立すべきだ」と代表のマネージメントについても言及している。
ラーム氏はドイツ代表として歴代5位の113試合に出場し2014年ブラジルW杯では主将として優勝を経験している。そんな偉大なキャプテンはチーム同様監督にも変革の時期が来たと感じているようだ。
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