浅野拓磨【写真:Getty Images】
日本代表のFW浅野拓磨は今季から所属しているハノーファーで自慢のスピードを存分にアピールしているようだ。
ロシアワールドカップ(W杯)の日本代表バックアップメンバーとしてチームに帯同していた浅野は今月9日からキャンプに合流している。トレーニングで相手DFを置き去りにしてシュートを打つなど浅野は持ち味のスピードを見せつけているようだ。
12日付けの独メディア『シュポルトブッツァー』では昨冬までボルシア・ドルトムントでプレーし現在はアーセナルに所属するFWピエール=エメリク・オーバメヤンの30mのスプリントが3,70秒だったの対し浅野は3,67秒と0,03秒速かったと紹介している。ちなみに2009年に100m走で9,58秒の世界記録を樹立したウサイン・ボルト氏の当時の30mは3,78秒だった。
アンドレ・ブライテンライター監督は「アサノを常に注視してきた。彼は大きな才能を持っている。とても興味深い選手だ」とブンデスリーガ屈指のスピードを誇る23歳を評価している。
昨季はシュツットガルトでリーグ戦15試合にプレーするもわずか718分の出場時間しか得られなかった浅野。W杯本大会にも選ばれなかった男が悔しさをばねに今季はハノーファーで大暴れしてくれるかもしれない。
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