乾貴士が都内で行われたベティスへの入団会見に出席した【写真:舩木渉】
今季からスペイン1部レアル・ベティスに加入する日本代表FW乾貴士が、12日に都内で入団会見を行った。
エイバルで主力として活躍し、ロシアワールドカップでも日本代表として2得点を挙げる鮮烈なパフォーマンスを披露。満を持してのベティス加入は「自分自身、今年で30歳になりましたし、おそらく最後の移籍になるんじゃないかと思って」決断したという。
キケ・セティエン監督率いるベティスは昨季、華麗なパスサッカーでラ・リーガを席巻し、6位でヨーロッパリーグ出場権を獲得した。乾も「昨季のベティスのサッカーは魅力的だったので、その中でやってみたい思いはありました。その中でオファーをもらった」と、新天地のスタイルに魅力を感じての移籍だと明かした。
ベティスでの背番号は、日本代表と同じ「14」に決まった。自身2度目のヨーロッパリーグ挑戦も控え「とにかく楽しみでしかないので、楽しんでサッカーをやりながら、その中でヨーロッパリーグもそうですし、リーグでもちょっとでも上に行けるように頑張っていきたい」と意気込みを語っていた。
ベティスは6日からすでにプレシーズンのトレーニングをスタートさせているが、乾は26日から合流予定となっている。
(取材・文:舩木渉)
【了】