ユベントス戦でスーパーゴールを決めたクリスティアーノ・ロナウド【写真:Getty Images】
レアル・マドリーに在籍していたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、イタリアのユベントスへ移籍することが合意に達したと10日に両クラブから発表された。
C・ロナウドはマドリーに9年間在籍し、計16個のタイトル獲得に大きく貢献。特にチャンピオンズリーグ(CL)では直近の5年間で4回の優勝を飾り、C・ロナウド自身も6年連続の得点王に輝くなど圧倒的な活躍ぶりを見せてきた。
前所属のマンチェスター・ユナイテッド時代も含めて、C・ロナウドはCLで歴代最多の通算120ゴールを記録。その中でも最多のゴールを奪っている相手が、新たな所属先となるユーベだ。
C・ロナウドはCLでユーベとの試合に7試合出場し、計10ゴールを挙げている。9ゴールのバイエルン・ミュンヘンなどを上回り、C・ロナウドにとっては欧州で最大の“お得意様”だった相手だ。
その中には、強く印象に残るゴールも多い。2017年CL決勝で対戦した際にはユーベから2点を奪い、マドリーを4-1の勝利と優勝に導いた。今年4月の準々決勝1stレグでは、大会屈指のスーパーゴールと絶賛されたオーバーヘッドキックを決めている。ユーベにとっては何度も苦杯をなめさせられた天敵だったが、新シーズンからはその選手が味方としてチームに加わることになる。
【了】