クリスティアーノ・ロナウドとアンドレス・イニエスタ【写真:Getty Images】
レアル・マドリーに所属していたポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、イタリアのユベントスへの移籍が現地時間10日に発表された。マドリーのみならずリーガエスパニョーラを象徴する存在だった選手の一人が去ることになる。
昨季限りでアトレティコ・マドリーを退団していた元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスも、日本のサガン鳥栖へ移籍することを10日に発表。バルセロナからヴィッセル神戸へ移籍したMFアンドレス・イニエスタに続くことになった。
11日付のスペイン紙『マルカ』は、各クラブが立て続けに象徴的な選手を失っているとして嘆く記事を掲載。「ラ・リーガの多くのクラブがこの夏にリーダーを失った」と述べている。
アトレティコは生え抜きのスター選手であったトーレスに加え、キャプテンを務めていたMFガビもカタールへ移籍。バルサを去るイニエスタは、FWリオネル・メッシとともに近年の成功の中心となった選手の一人だった。マドリーはC・ロナウドの退団に加え、ジネディーヌ・ジダン監督もチームを去っている。
レアル・ソシエダ一筋でプレーしてきたMFシャビ・プリエトも昨季限りで現役を引退。乾貴士の加入するベティスからも、クラブの歴代最多得点者であるFWルベン・カストロが去ることが確実とみられる。その他にも「エンブレム」を失ったいくつかのクラブが挙げられている。
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