イングランド代表のガレス・サウスゲート監督【写真:Getty Images】
現地時間11日に行われるロシアワールドカップ準決勝の試合で、イングランド代表とクロアチア代表が対戦する。イングランドからも多くのサポーターが観戦のためモスクワを訪れている。
イングランドは準々決勝でスウェーデンを下し、1990年大会以来28年ぶりとなる準決勝進出を果たした。1966年以来の決勝進出と優勝に向け、国内では大きく期待が高まっている。
チームを率いるガレス・サウスゲート監督の評価と人気もうなぎ登り。そのサウスゲート監督が今大会で着用してトレードマークとなった「ウェストコート」も、一種のラッキーアイテムとして大きな注目を集めている。
英紙『ザ・サン』では準決勝に向けて、「サウスゲートと同じようなウェストコートの着用を」とイングランドファンに呼びかけていた。準決勝の観戦に向けて現地を訪れたファンの多くが実際に町中で同様の姿を見せており、クロアチア戦のスタジアムでも大勢の着用が予想されている。
代表チームのオフィシャルテーラーであるM&S社ではウェストコートの売上が倍増し、すでにほぼ売り切れているという。手作りで同様の服装を準備するファンの様子も伝えられている。
サウスゲート監督が着用している実物は、すでに「文化的意味を持つ品」になったとして、大会後にワールドカップの記念品としての展示も見込まれる。英紙『テレグラフ』は、ロンドン博物館とマンチェスターのフットボール博物館が“獲得”に向けた争奪戦を開始していると報じている。
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