元浦和レッズの関根貴大【写真:Getty Images for DAZN】
ドイツ2部のインゴルシュタットに所属するMF関根貴大は、1年間のレンタルでベルギー1部のシント・トロイデン(STVV)へ移籍することが決定した。STVVの経営権を持つDMMが10日に発表を行っている。
現在23歳の関根は2014年に浦和レッズの下部組織からトップチームへ昇格。浦和で主力として活躍したあと、昨年夏にインゴルシュタットへ完全移籍した。だがドイツでの1年目は出場機会を得るのに苦戦し、リーグ戦とカップ戦でそれぞれ1試合の出場にとどまっていた。
STVVは昨年11月に日本企業のDMMが経営権を取得した“日本資本”クラブ。今年1月にアビスパ福岡から移籍したU-21日本代表DF冨安健洋も在籍している。昨季はレギュラーシーズンを16チーム中10位で終えた。
「ドイツで出場機会がなかなかない中で声をかけてもらいました。ワールドカップでもわかる通り、ベルギーは伸びている国です。新たな環境で、新たな挑戦をし、新たなモチベーションを得られると思い選びました」と関根は決断の理由について語った。
日本代表入りへの意欲も見せており、「代表になるために海外に来ました」と関根はコメント。「ワールドカップを見ていて海外でプレーすることの重要性が見えました。STVVでプレーすることが代表に繋がると思っています」と述べている。
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