フランス代表のラファエル・ヴァラン【写真:Getty Images】
現地時間11日、ロシアワールドカップ(W杯)の準決勝でフランス代表とベルギー代表が対戦する。
試合を前にフランスDFの25歳ラファエル・ヴァランは「ロメル・ルカクは全てのディフェンダーにとって嫌な選手だ。彼にはスペースを与えてはいけない」と同い年のストライカーを警戒している。さらに「彼以外にも素晴らしいプレーヤーがいるから注意が必要だ」と5試合を戦い総得点14と大会随一の攻撃力を誇るベルギーアタッカー陣に最新の注意を払っているようだ。
また主将のGKウーゴ・ロリスも「ベルギーはファンタスティックな世代の選手が中心となっている」と印象を語り「彼らは強いチームが必要なものを全て兼ね備えている。接戦になるだろう」と予想している。
ベルギーは今大会5試合戦い全勝している強敵だ。フランスはそんな相手に対しこれまで73回対戦しているが24勝19分け30敗と負け越している。しかしW杯だけに限ると1938年と19886年に戦ったがいずれも勝利しており相性は良いようだ。
今大会屈指の好カードはどちらに軍配が上がるのだろうか。
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