日本戦で決勝ゴールを決めたナセル・シャドリ【写真:Getty Images】
米メディア『CBSスポーツ』では、ロシアワールドカップでこれまでに記録された全得点の中から、「ベストゴール」5つを選出して発表を行っている。
ロシア大会は準々決勝までの日程を終了。全64試合のうち60試合までを終え、計157点のゴールが生まれている。その中にはファンの記憶に残るような素晴らしいゴールも多い。
5位に選ばれたのはロシアのFWデニス・チェリシェフが準々決勝のクロアチア戦で決めた左足ミドルシュート。4位にはフランスのDFバンジャマン・パバールが決勝トーナメント1回戦のアルゼンチン戦で決めたボレーが選ばれた。
3位はベルギーのFWドリース・メルテンスがグループリーグのパナマ戦で決めたゴール。ペナルティーエリア右端付近から浮き球をボレーし、GKの頭上を抜いた。2位にはポルトガルのFWクリスティアーノ・ロナウドがスペイン戦で決めた直接フリーキックが選ばれている。88分のこのゴールでC・ロナウドはハットトリックを達成し、試合を3-3のドローに持ち込んだ。
1位は日本代表が決勝トーナメント1回戦のベルギー戦で後半アディショナルタイムに決められた逆転ゴール。得点者のナセル・シャドリではなく、「ベルギーのチームゴール」として選ばれた。
「ゴールの本当の美しさは最後に決まるシュートだけで判断されるものではない」として、得点に至るまでのベルギーの連携プレーを称賛し、2点差から追いついて94分に逆転するという状況も加味した上で「2018年ワールドカップのベストゴール」だと評している。
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