クロアチア代表のダニエル・スバシッチ【写真:Getty Images】
【ロシア 2-2(PK3-4) クロアチア ロシアワールドカップ準々決勝】
ロシアワールドカップ準々決勝の試合が行われ、ロシア代表とクロアチア代表が対戦。PK戦を制したクロアチアが準決勝進出を果たした。
決勝トーナメント1回戦でも、PK戦の末にデンマークとの接戦を制していたクロアチア。開催国ロシアとの試合も延長戦を2-2で終える激戦の末、最後はPK戦で勝利を収めて20年ぶりのベスト4入りを決めた。
ワールドカップの決勝トーナメントで2試合連続のPK戦勝利を収めたチームは、1990年大会のアルゼンチンに続いてわずか2例目。ゴールを守ったGKダニエル・スバシッチも、ワールドカップ史上3人目となる記録を達成した。
クロアチアの守護神はデンマーク戦では3本のPKをストップして勝利の立役者となっていた。さらにロシア戦でも1人目のヒョードル・スモロフによるキックをストップ。米紙『ニューヨーク・タイムズ』などが伝えるところによれば、ワールドカップで計4本のPKをストップした選手は3人目となった。
過去にこの記録を達成したのは西ドイツのハラルト・シューマッハー氏とアルゼンチンのセルヒオ・ゴイコチェア氏の2人。シューマッハー氏は1982年大会と86年大会で2本ずつ、ゴイコチェア氏は1990年大会で4本をセーブしていた。
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