グループリーグで対戦したイングランドとベルギー【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップは現地時間6日と7日に準々決勝の各試合が行われ、準決勝に進む4チームが確定した。準決勝ではフランスとベルギー、イングランドとクロアチアがそれぞれ対戦する。
フランスはグループリーグC組、クロアチアはD組をそれぞれ首位通過。ベルギーとイングランドはG組で同居し、それぞれ1位と2位で決勝トーナメントに進んだ。
グループリーグで同居した2チームが揃って準決勝に進むのは、2002年大会のブラジルとトルコ以来4大会ぶりとなる。C組を首位で通過したブラジルと2位で通過したトルコはともに勝ち進み、準決勝で再戦。勝利を収めたブラジルがそのまま優勝を飾った。
1978年大会のイタリアとアルゼンチン、1982年大会のイタリアとポーランドなども同じグループを突破して勝ち進み、準決勝で再戦している。だが同じグループのチーム同士が決勝で再び相まみえた例となると、1962年まで遡る。
1962年大会ではブラジルとチェコスロバキアが同じグループから決勝トーナメントへ進み、それぞれ勝ち進んで決勝で再戦。グループリーグでの対戦は0-0のドローだったが、決勝ではブラジルが勝利を収めた。ベルギーとイングランドは56年ぶりに同グループから決勝へ進むことができるだろうか。
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