準決勝で対戦するフランスとベルギー【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップは7日までに準々決勝の全試合が終了。準決勝はフランス対ベルギー、イングランド対クロアチアの2つのカードとなることが決まった。
現地時間10日には、まずフランス代表とベルギー代表が激突する。仏紙『パリジャン』など複数メディアが両国の過去の対戦成績を紹介している。
国境を接する隣国同士のフランスとベルギーは、これまでに実に73回も対戦している。両チームにとって対戦回数の最も多い相手であり、通算成績ではベルギーが30勝、フランスが24勝とベルギーが勝ち越している。19試合は引き分けに終わっている。
初対戦は1904年5月に行われた親善試合。それ以来、1960年代頃までは戦時中を除いてほぼ毎年のように親善試合が行われていた。73回の対戦のうち62回が親善試合でのものだ。
公式戦では11回対戦しており、ワールドカップ本大会で2回、ワールドカップ予選で4回、EURO本大会で1回、EURO予選で4回という内訳。だが1986年ワールドカップ以来公式戦での対戦はなく、今回が32年ぶりとなる。
ワールドカップでは1938年大会と86年大会で対戦し、いずれもフランスが勝利。最も直近の対戦は2015年にフランスのホームで行われた親善試合で、MFマルアン・フェライニの2得点などによりアウェイのベルギーが4-3の勝利を収めている。
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