19歳エムバペ、25歳ルカク、24歳ケイン、24歳レビッチ、【写真:Getty Images】
ロシアワールドカップの準々決勝が終わり、ベスト4が出そろった。ここまで残った国は、チームの平均年齢が低いという共通点がある。
準決勝進出チームで最も平均年齢が低いのはフランスだ。19歳のFWキリアン・エムバペらを擁する同国は、出場32ヶ国中ナイジェリアに次いで2番目に平均年齢が低く、26.0歳となっている。
3番目に平均年齢が低いチームもベスト4入りを果たした。FWハリー・ケイン(24歳)、MFデル・アリ(22歳)といった若手が活躍するイングランドだ。こちらは平均26.1歳である。
ベルギーは平均27.6歳で13番目に若く、クロアチアは27.9歳で15番目。つまり、平均年齢が高い方から17番目までのチームは、1つも4強に残っていないことになる。
もちろん、フランスにおけるGKウーゴ・ロリス(31歳)やクロアチアにおけるMFルカ・モドリッチ(32歳)のように、経験豊富な一流選手はチームで重要な役割を果たしている。若ければ良いというものでもない。ただ、今大会はチームに活気をもたらすフレッシュな力が求められているのかもしれない。
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