2試合連続PK勝ちのクロアチア【写真:Getty Images】
【ロシア 2-2(PK3-4) クロアチア ロシアワールドカップ準々決勝】
現地時間7日に行われたロシアワールドカップ準々決勝でクロアチアはロシアにPK戦で勝ち、準決勝進出を果たした。クロアチアは2戦連続のPK勝ちとなっている。
『Opta』によると、ワールドカップのノックアウトラウンドで2試合続けてPK戦となり勝ち上がったのは過去に1例のみ。1990年イタリア大会でのアルゼンチンだ。
ディエゴ・マラドーナ氏を擁した1990年のアルゼンチンは、決勝トーナメント1回戦でブラジルを1-0で下すと、準々決勝のユーゴスラビア戦でPK勝ち。続く準決勝のイタリア戦でもPK戦となり、決勝進出を決めた。だが、決勝では西ドイツに敗れて準優勝に終わっている。
ロシアワールドカップでは、初の試みとして、延長戦に入ったときは4人目の交代が認められている。それでも、2試合続けて接戦の120分間を戦う疲労は影響するかもしれない。
11日の準決勝でイングランドと対戦するクロアチアは、どのような戦いを見せるだろうか。
【了】